文:いもとようこ
絵:いもとようこ
出版社:金の星社
出版年:2008年
ISBN:9784323037165
ある日、竹取りの翁は竹の中から小さな女の子を見つけます。
かぐやひめと名付けられ、美しく成長したその子は、五人の若者から求婚されます。
ところが、この世の者でないかぐやひめは、月からの迎えが来ると月の世界へと帰ってしまいました。
ふんわりした画風で描かれるかぐや姫はとても可愛らしく、登場人物全てに愛嬌があります。
いつまでも読み継いでいきたい昔話です。
常光 徹
かぐやひめは「竹取物語」の登場人物。
「竹取物語」は、平安時代初期に成立した日本の物語。
成立年、作者ともに未詳。
小副川肇
5人の貴公子に無理難題をつきつけるところや最後に不死の薬を埋めたからそこが富士の山と呼ばれるようになったというエピソードまで、きちんと書かれていて原話にかなり忠実です。
原田眞理子
昔話を子どもにわかりやすく書いている絵本です。
ふんわりした画風がとても素敵!
えまおゆう
やはり、お月様に帰るのが彼女の一番の幸せだったのですね。