作:向田邦子
文:角田 光代
絵:西加奈子
出版社:小学館
出版年:2019年
ISBN:9784097268482
![](https://i0.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/字のないはがき-237x300.jpg?resize=237%2C300)
戦時中、主人公の一番小さい妹が疎開することになり、父親は「げんきな日は、はがきにまるを書いてポストにいれなさい」とはがきの束を渡します。
最初は大きかった はがきのまるは、次第に小さくなっていきます。
やがて、はがきは届かなくなり…
中学校の教科書にも掲載されている有名なエッセイが直木賞作家二人の手で、小学生にもわかりやすい絵本になりました。
人物を描かずに、下駄やカボチャで心情を現した西加奈子さんの絵が心に残ります。
![中嶋順子](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/中嶋.jpg?w=1656)
中嶋順子
向田邦子さんの戦時中の感動の実話が原作で、戦争の辛さ、悲しさが、美しい絵と共にひしひしと伝わってきますね。
![牛抱せん夏](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/牛抱せん夏.jpg?w=1656)
牛抱せん夏
怒ってばかりの恐い父親の子どもに対する愛情の細やかさに、感動しました。