作：藤原てい
出版社：偕成社
出版年：1976年
ISBN：9784038500800
第二次世界大戦当時は、日本であった満州国。
多くの日本人が日本へと引き揚げざるをえなかった敗戦。
小さな子どもから、おばあさんまで、寒く厳しい道のりを辿り、周りの迷惑にならないように自ら命を断つ者も少なくありませんでした。
日本の負の歴史を伝えています。
今もなお、日本に帰りたいと願う残留孤児が中国にいるのです。
中嶋順子
3人の子どもと中国で生死の間をさまよった実話で、戦争のむごさ、生きることの尊さ、母の愛が伝わってきます。
武井美緒
つらい内容ではありますが、日本人としてぜひ読んでおきたい一冊です。
