作:萱野茂
絵:どいかや
出版社:あすなろ書房
出版年:2016年
ISBN:9784751528198
![](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/アイヌのむかしばなし ひまなこなべ-213x300.jpg?resize=213%2C300)
アイヌの昔話を知っていますか?
アイヌでは、どんなものにも神様がいるのだと信じられています。
これは、クマの神様がアイヌの村で踊りが上手なある神様に出会うお話です。
クマの神は 踊りが上手な神様が、 いったい何の神なのか気になって、何度もその村へ行きます。
どんな神様だったかは、実際に本を読んで確かめてみて下さい。
![北沢香織](https://i2.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/kaori.jpg?w=1656)
北沢香織
アイヌの人々は太陽や星、山や湖、動物や植物、道具など、あらゆるものに魂が宿ると考え、それらをカムイ(神)として敬い大切にしてきました。
命をいただくことが、いかに神聖で大事なことかを教えてくれる絵本です。
![小副川肇](https://i2.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/小副川 肇.jpg?w=1656)
小副川肇
クマの神は、その踊りを見たいがゆえに、何度も何度もアイヌに仕留められます。
あまり知られていないアイヌの昔話ですが、万物を大切にするアイヌの思いが、よく描かれている美しい絵本です。