作:ウクライナ民話
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:うちだりさこ
出版社:福音館書店
出版年:1965年
ISBN:9784834000504
おじいさんが落として行った てぶくろに、次々と潜り込む動物たち。
てぶくろは、ぎゅうぎゅう詰めの満員です。
そこにクマがやって来て、「どうしても入る」と言います。
やっと、クマが潜りこんだところへ おじいさんの犬が駆けて来て…
繰り返しの語りと衣装をつけた表情豊かな動物たちの絵が、子どもたちの心を惹きつける絵本です。
小副川肇
ロシア・ウクライナ民話から生まれた絵本『てぶくろ』は、うちだりさこさんが翻訳され、子どもたちに読み継がれている傑作です。
中嶋順子
寒い雪の日、森でおじいさんが落とした手袋に次々動物がやって来ては潜り込む。
民族衣装を着た動物たちが繰り返す会話がリズミカルで楽しくなります。
牛抱せん夏
新しい動物が登場するたびに心配になり、ページをめくればその様子に驚き、絵本と一緒にハラハラするのがこのお話の醍醐味です。