読み聞かせサポートプログラム
低学年

鬼がら

作:たかしよいち
出版社:岩崎書店
出版年:1975年
ISBN:9784265033065

 怠け者の与助は、地道に働くことが嫌でたまりません。
ある時、青鬼が青鬼の殻を脱いで赤鬼に変わるところに出会い、鬼がらを盗みます。
鬼がらを身に着け鬼に変身して、人から脅し取る日々を続けているうちに、人間に戻りたくなった与助は鬼がらを脱ごうとしますが、肌に張り付き脱げません。
嘆き悲しんでいると赤鬼が現れます。
 働く素晴らしさはもちろん、家族、人間のあり方などに対しても考えさせられます。

さが昔話の会
さが昔話の会

鬼の脱皮を見てしまった怠け者与助のお話。
節分の時期に読んであげたい絵本です。

中嶋順子
中嶋順子

脱皮すると青鬼から赤鬼に変わるというのは斬新ですね。
鬼がらが脱げなくなるという展開は、ちょっぴり怖く感じます。

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