読み聞かせサポートプログラム
中学年

海のいのち

作:立松和平
絵:伊勢英子
出版社:ポプラ社
出版年:1992年
ISBN:9784591041758

 村一番のもぐり漁師だった父を海でなくした太一は、父の仇である大きなクエを見つけた時、どうするのでしょうか。
師である与吉じいさんの「千匹に一匹でいい」という言葉が常に太一の胸にあり、読み手の心にも響きます。
 同じ作者の「街のいのち」「山のいのち」などを読み比べすることもオススメです。 

北沢香織
北沢香織

ありのままに描かれたという印象の、いろんな表情の海の絵に、とても心ひかれました。

中嶋順子
中嶋順子

海を自在に泳ぎまわる魚たちも、その魚を獲ることで暮らしを立てている漁師たちも、海に生き、海に生かされている同じ命なのだと感じられるお話でした。

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