作:いとうひろし
出版社:徳間書店
出版年:1995年
ISBN:9784198602369
一人暮らしのおばさんの家で飼われることになった野良ねこ。
おばさんの家にはおさかなが2匹、金魚ばちで飼われていました。
ねことおさかなは友だちになりますが、ある日おさかなを助けようとして匂いを嗅いでしまったねこは、急におさかなを食べたくなってしまいます。
でも、友だちは食べられないという悩みを抱えたねこは、おさかなのいない国に行こうと旅に出ましたが…
友だちへの思うために悩みを抱えたねこの思いが伝わる一冊です。
原田眞理子
絵がパステル調でかわいいです。
牛抱せん夏
金魚鉢の中のお魚夫婦と友達になった元ノラネコのねこ。
ある日、金魚鉢から飛び出てしまった旦那さん金魚を助けようとした時に妙な気分になってしまいます。
小副川 肇
友達を大切に思う気持ちと本能で魚を食べたくなってしまう気持ちの間で揺れ動くねこ。
素敵な絵本ですね。