作：今村葦子
絵：酒井駒子
出版社：理論社
出版年：2016年
ISBN：9784652201565
ぬいぐるみのゾウとライオンとキリンは、家出をすることにしました。
元いた動物園の売店に帰るのです。
でも、庭で出会った屋根裏ネズミに持ち主の男の子が３匹がいなくなって大泣きしていると聞き…
ぬいぐるみたちの言動に、男の子と過ごした時間の豊かさが表れています。
愛おしく宝物のような絵童話です。
権藤千秋
表情が変わらないはずのぬいぐるみの気持ちが、絵を通して伝わってくる素敵な絵本。
原田眞理子
帰ってきたぬいぐるみを男の子が抱きしめる場面では、誰の表情も描かれていないのに、胸がいっぱいになります。
