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5歳 低学年 中学年

せつぶんのおに

作:常光徹
絵:伊藤秀男
出版社:童心社
出版年:2017年
ISBN:9784494014620

 豆まきのかけ声の由来を説く絵本。
気立てが良くて働き者の娘ふくが、山奥の鬼にさらわれた。
ふくを助けようと、隣の兄さんが、酒の入った壺を背負って鬼の住む岩屋へ。
酒に酔った鬼が寝ている隙に、兄さんとふくは鬼の宝物である千里棒にまたがって岩屋を脱出。
目を覚ました鬼は、千里棒より早い万里棒にのって追いかける。
家に着いたその時、ふくが鬼につかまった。
その日は、ちょうど節分だった。
豆を炒っていた父さまと母さまはビックリ。
「鬼は外、ふくは内」、大声で鬼の嫌いな豆を投げ、ふくは内(家)に引き入れた。
 それから「鬼は外、ふくは内」というようになったという話。

牛抱せん夏
牛抱せん夏

表紙のインパクトがすごいです。
節分の由来がわかる絵本。

権藤千秋
権藤千秋

「鬼は外!福は内」の掛け声の由来ですね。

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