文：神沢利子
絵：赤羽末吉
出版社：銀河社
出版年：1999年
ISBN：9784874120019
サルが拾った柿の種。かにが拾ったおむすび。
サルは、おむすびは食べてしまったら終わりだけれど、柿の種は育てるとたくさんの実を食べることができるから、「交換しよう」と言いました。
柿は、やがてたくさんの実をつけるのですが、かには柿の実を自分で取ることができませんでした。
神沢さんのテンポよい文、そして、赤羽さんの迫力ある絵が一体となって昔話の世界が目の前に広がります。
日本の代表的な昔話「さるかに合戦」は、いつまでも語る継がれていく事でしょう。
小副川肇
地域や時代によって「さるとかに」「かにむかし」「さるかにばなし」などの別名がある日本の昔話。
迫力ある絵とマッチして、絵本で見る価値のある昔話絵本です。
花川怜奈
絵の迫力に圧倒されました。
これぞ日本の絵本！！と言った感じです。
考えられますね…
