作:斎藤隆介
絵:滝平二郎
出版社:岩崎書店
発行年:1969年
ISBN:9784265908202
![](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/花さき山-261x300.jpg?resize=261%2C300)
「この花は ふもとの村の にんげんが、やさしいことを ひとつすると ひとつ さく」
山菜を採りにいって,山ンばに出会った「あや」
足元には見事な赤い花畑が広がっている。
この世の何でも知っている山ンばは、「その花畑は、あやが咲かせたのだ」と言う。
やさしいことをすると美しい花が、ひとつ咲くという花さき山のものがたり。
あやの妹への優しさと双子の兄の弟への優しさ。
人の優しさについて深く考えさせられます。
心に残る名作絵本です。
![花川怜奈](https://i0.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/花川怜奈.jpg?w=1656)
花川怜奈
山ンばが教えてくれたお話は、きっと読む人の心にも綺麗な花を咲かすきっかけになりますね。
![原田眞理子](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/はらだ-1.jpg?w=1656)
原田眞理子
花さき山は自分を見ていてくれると思うだけで、あやの「がまん」は自己犠牲でなく、無償の愛に変わることができたのではないでしょうか。