作:立松和平
絵:伊勢英子
出版社:ポプラ社
出版年:1992年
ISBN:9784591041758
![](https://i0.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/海のいのち-225x300.jpg?resize=225%2C300)
村一番のもぐり漁師だった父を海でなくした太一は、父の仇である大きなクエを見つけた時、どうするのでしょうか。
師である与吉じいさんの「千匹に一匹でいい」という言葉が常に太一の胸にあり、読み手の心にも響きます。
同じ作者の「街のいのち」「山のいのち」などを読み比べすることもオススメです。
![北沢香織](https://i2.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/kaori.jpg?w=1656)
北沢香織
ありのままに描かれたという印象の、いろんな表情の海の絵に、とても心ひかれました。
![中嶋順子](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/中嶋.jpg?w=1656)
中嶋順子
海を自在に泳ぎまわる魚たちも、その魚を獲ることで暮らしを立てている漁師たちも、海に生き、海に生かされている同じ命なのだと感じられるお話でした。