絵:飯野和好
文:飯野和好
出版社:BL出版
出版年:2014年
ISBN:9784776406471
佐賀県に伝わる民話。
ある晩、馬子の清吉のもとへ美しい娘、小夜が訪ねてきて二人は夫婦になり、仲睦まじく暮らしていました。
ある日、清吉はひっそりと咲く1本の月見草を見つけ、小夜のために鎌をあててしまいます。
月見草の精だった小夜は、清吉の腕の中で息をひきとりました。
余韻の残る、悲しいけれど美しい物語です。
中嶋順子
一晩しか咲くことの出来ない月見草をモチーフにした佐賀の民話の絵本。
切ないですが引き込まれていきますね。
花川怜奈
人知れず咲く月見草の恋心、とてもロマンチックなお話です。
小副川肇
日本一の語り手、蒲原タツエさんの民話です。