作:佐木隆三
絵:黒田征太郎
出版社:石風社
出版年:2011年
ISBN:9784883441969
![](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/昭和二十年八さいの日記-200x300.jpg?resize=218%2C326)
「おくにのために」死ぬ覚悟だった少年。
軍国少年として生きてきた日々と原爆投下後の広島の様子を目の当たりにし、突きつけられる現実との間に揺れるさまが、淡々と記されています。
佐木隆三さんの8歳の時の日記がもとになっている、 被爆体験の絵本です。
![深見亮介](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/fukami.jpg?w=1656)
深見亮介
軍国少年として育った佐木さんの思想崩壊と現実が語られています。
伝えようとしていることがハッキリしているだけに、話の固さは絵本をとても重いものにしています。
![中嶋順子](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/中嶋.jpg?w=1656)
中嶋順子
絵も言葉もシンプルで少ないですが、じわじわと迫り来るものがあります。
平和を強く願う思いがあふれていますね。