作:やまもとさとこ
絵:やまもとさとこ
出版社:石風社
出版年:2006年
ISBN:9784883441334
ある嵐の夜のこと。
船も壊れ、船長と連れの猫がやっと雨をしのげる洞穴を見つけたと思ったら、そこは大男の鼻の穴でした。
あまりに大きいばかりに、ひとりぼっちで過ごすさみしい大男と偶然にも鼻の穴に住むことになった船長との間には、不思議な友情が芽生えます。
大らかでユーモアあふれる絵本です。
北沢香織
まず、タイトルにインパクトありますね。
そして、「大男の鼻の穴の中に住む」という、これまた奇想天外なお話です。
中嶋順子
大男がどれだけ大きいか、これでもかとばかりに表現してあって、この本を読んだ子どもたちは、ページを開くたびに驚きの声をあげるに違いありません。