作:アン・ジョナス
絵:アン・ジョナス
訳:内海 まお
出版社:評論社
出版年:1984年
ISBN:9784566002081
一見、白黒の地味な絵本です。
明け方、家を出発して車で街までドライブ。
地下鉄に乗って、映画館へ行き、高いビルにのぼって下を見下ろす…
初めて読む子どもたちは、「えっ?これで終わり?」という顔をしますが、さぁ、ここからが この絵本の見せ場です。
くるっと本を上下さかさまにして、後半がはじまります。
光が影となり、影が光となる。
その瞬間の子どもたちの顔が見たくて、ついつい選んでしまう、しかけ絵本です。
中嶋順子
白と黒のモノクロの絵が斬新で、しかも終わりまで読んで逆さまにすると新たな発見があって楽しいですね。
北沢香織
巧妙な作りに感動していまいました。
もはやアートですね。