作:大島渚
絵:伊藤秀男
出版社:ポプラ社
出版年:2015年
ISBN:9784591145777
「戦場のメリークリスマス」などを世に送り出した世界的映画監督、大島渚さん初の絵本。
「パパが小学校に行っていた頃、日本の国は中国と戦争をしていました」。
「だから遊びも絵本も戦争と関係のあるものばかり、大きくなったら兵隊になり、戦争に行かなくてはならないと教えられていました」。
そんな風に始まる、大島さんが自身の子どもに語った自らの戦争体験のお話です 。
中嶋順子
戦後75年を経た今、改めて読んで子どもと語り合いたいですね。
原田眞理子
教育の現場で、戦争が正しいと教えられてきたという事実。
今の感覚では信じられないだけに、その事実をしっかりと受け留めたいです。