作:モーリス・ドリュオン
訳:安東次男
出版社:岩波書店
出版年:1965年
ISBN:9784001141016
![](https://i0.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/みどりのゆび-300x300.jpg?resize=300%2C300)
大金持ちの家に生まれた少年チトは、不思議な指を持っています。
指を押し当てるとその場にふさわしい花が誕生するのです。
道路、病院、刑務所。
チトは、父の仕事が兵器を作る事だと知り、町中を花で包み始めます。
読み手の心にも、その時々にふさわしい花が咲くことでしょう。
![中嶋順子](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/中嶋.jpg?w=1656)
中嶋順子
世の中をよくするために花を咲かせる主人公。
人が忘れてはいけない大切なことを教えてくれる一冊ですね。
![深見亮介](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/fukami.jpg?w=1656)
深見亮介
チト少年が何かを知るたびに抱く疑問は、シンプルで根本的で、心を深く揺さぶります。
襟を正したくなる思いです。