作:井上荒野
絵:田中清代
出版社:アリス館
出版年:2009年
ISBN:9784752004448
フミオがカレーを食べていたら、「かりっ」と黒い粒が入っていました。
お父さんと調べてみると、それは「世にも珍しいカレーの種」。
早速、庭に植えて大切に育てると芽が出てお皿の葉がなり、福神漬けの花が咲きます。
そして、カレーとライスの実が成って…
カレーの木を育てる呪文はリズミカルに言えるように 少し練習が必要かもしれませんが、楽しく読めば間違えても大丈夫。
できれば、給食がカレーの日に読んであげたい本です。
中嶋順子
親子で笑いながら楽しめて、読み終わった後にカレーを食べたくなる、カレーの香りをも感じる一冊ですね。
岡本麻友子
古き良き日本のようなレトロな香り漂う建物や人々と、食べごたえのありそうなリアルなカレーライス。
絵だけ見ても楽しめる絵本です。