作:マンロー・リーフ
絵:ロバート・ローソン
訳:光吉夏弥
出版社:岩波書店
出版年:1954年
ISBN:9784001151114
![](https://i0.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/はなのすきなうし-239x300.jpg?resize=239%2C300)
スペインの牧場で暮らす牛のフェルジナンドは、小さな頃から花が大好き。
他の牛たちはマドリードの闘牛場で、勇敢に闘うことを夢見ているのにフェルジナンドだけ花の匂いをかいでいます。
ある偶然からフェルジナンドは、マドリードの闘牛場に連れて行かれてしまいました。
そんな状況でもフェルジナンドは戦うことはなく、花を愛でるのでした。
自分の好きなことを曲げないフェルジナンドから、様々な個性の大事さと素晴らしさを深く考えさせられます。
![花川怜奈](https://i0.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/花川怜奈.jpg?w=1656)
花川怜奈
レトロな字体と絵がたまらないですね。
フェルジナンドの表情がまた可愛らしいです。
![武井美緒](https://i2.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/武井美緒.jpg?w=1656)
武井美緒
人と違ったって一人だって、自分の好きなことができるというのは、幸せなものですよね。
主人公のおかあさんの姿勢も素晴らしく、全体にどことなくほんわかとしたあったかいものが流れている絵本です。