文:かんざわとしこ
絵:にしまきかやこ
出版社:偕成社
出版年:1969年
ISBN:9784032040302
たっくんは何度やっても、パンツが履けません。
とうとう、パンツを履かないまま、外へ飛び出してしまいました。
おしりを出して歩いていると、いぬ、ねこ、次々と動物がやってきて「しっぽのないおしり」を笑います。
ところが、たっくんは自分でパンツの簡単な履き方を発見したのです。
お母さんが縫ってくれたズボンもちゃんと履けましたよ。
北沢香織
一人でパンツをはけない たつくんは、裸のまんまで外に飛び出し動物たちに見られ、「おしりにしっぽがないぞ」と笑われます。
一人でパンツを履けるようになった時のたっくんの喜びや嬉しさが伝わってくる絵本です。
原田眞理子
トイレトレーニング中の子がパンツに親しんだり、親のサポートがなくてもパンツが自分ではけるようになったり、自立心を養う効果もあります。