作:鈴木のりたけ
出版社:アリス館
出版年:2016年
ISBN:9784752007302
「ぼくは どこにでもいる ふつうの子」
そんな男の子のつぶやきから、お話は始まります。
鎧のような立派な皮があってサイはかっこいいなぁと言うと 、「とんでもない」とサイが答えて…
ウサギやキリンなど、みんな次々に悩みを打ち明けていきます!
みんな、それぞれに悩みがあることを迫力とユーモアたっぷりに描いた絵本です。
中嶋順子
動物たちの表情が、ユーモラスで可愛いですね。
それぞれの立場に立って考えることの大切さを教えてくれます。
原田眞理子
彼らが、切なげなまなざしでグチをこぼし、他人をうらやむ様子が何ともコミカルです。
武井美緒
羨ましいなと思う相手にも、それぞれ悩みがあり、それを打ち明ける様子は微笑ましいです。
隣の芝生は青いと言いますが、私にも他の方から見たら良いなと思う部分があるのだと、自分を見つめ直せるお話です。