作:ロバート・フローマン
絵:あべ弘士
訳:天野祐吉
出版社:福音館書店
出版年:2011年
ISBN:9784834026061
![](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/06/このよでいちばんはやいのは-275x300.jpg?resize=275%2C300)
読み始める前に「この世でいちばんはやいのは何だと思いますか?」 と質問してみましょう。
チーター?ジェット機?
理科に詳しそうな子や先生は「光」と言うかもしれません。
「いいえ、ちがいます。その答えは…この本の中にあります」と言って読み始めると、みんな真剣に聞いてくれます。
科学の本でもあるけれど、哲学の本でもある、とても素晴らしい絵本です。
速さの記述はわかりにくいので、補足として最後に「〇キロを〇秒で進む」などの情報を伝えると よりわかりやすいです。
![中嶋順子](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/中嶋.jpg?w=1656)
中嶋順子
うさぎとかめ、カモシカ…と、次々に はやさを比べ合いながらも、人生でとても大切な「想像力」について教えてくれる素敵なお話ですね。
![深見亮介](https://i1.wp.com/mukasi.xyz/yomi/wp-content/uploads/2020/08/fukami.jpg?w=1656)
深見亮介
動物だけでなく、乗り物、さらに宇宙にまでダイナミックに展開していきます。
最も速いものは、なかなか哲学的ですね。