作:湯本香樹実
絵:酒井駒子
出版社:河出書房新社
出版年:2008年
ISBN:9784309270074
大きなテーマ「死」について、子ども達に向けて優しく描かれているお話です。
ある日、最愛の友だちを亡くしてしまったくま。
そんなくまは、暗く閉めきった部屋に一人閉じこもってしまいます。
けれど、くまは外が良いお天気なことに気がついたり、小さいけれど大切な出会いをしていくのです。
読み終えた後、音楽を聴き終わった様な静かな感動を覚える絵本です。
武井美緒
モノクロのイラストの中で、大切なものを赤く表現されているのが印象的でした。
深見亮介
「死と向き合う」と言うことを優しく包み込むように描いています。