作:木下順二
絵:清水崑
出版社:岩波書店
出版年:1976年
ISBN:9784001105773

長く愛されている昔話、『さるかに合戦』の絵本。
むかしむかし、かにが浜辺に出たところ、砂の上に柿の種が一粒おちていました。
かにが熱心に世話をして、大きくなった柿の木は、たくさんの実をつけたそう。
それを見ていたさるがやってきて、かにに話しかけました…
墨絵を想起させるイラストで、日本情緒たっぷりに描かれます。

武井美緒
リズミカルにお話が進むので、とても読みやすいです。
方言の語りも味があり、これぞ昔話!と感じました。

小副川肇
「さるかに合戦」の再話絵本ですね。

深見亮介
墨絵を想起させるイラストが、日本的ですね。