作:宮西達也
絵:宮西達也
出版社:ポプラ社
出版年:2003年
ISBN:9784591076439

たまごから生まれたアンキロサウルスの赤ちゃんの前に、 恐ろしいティラノサウルスが現れました。
すると、なんとアンキロサウルスは 「おとうさーん!」と言って、ティラノサウルスにしがみつきます。
ティラノサウルスは父親として振舞うことにしましたが、 ある日突然別れを切り出します。
動物界の厳しさと、その中でさえ存在する『愛』という、 人類にとって最大の感情の奥深さや素晴らしさを『情』から変化してゆくという判りやすい展開で教えてくれます。

原田眞理子
舞台はむかしむかしの大昔。
山がドドド……と噴火して、その時生まれたのがアンキロサウルスの赤ちゃん。
だけどひろーいところに一人ぼっち。
草食恐竜と肉食恐竜の思いもよらない二人のやり取りに深い愛情を感じられる絵本です。

中嶋順子
「愛」という、人類にとって最大で最強の感情の奥深さや素晴らしさを、「情」から変化してゆくという展開で教えてくれています。

権藤千秋
子どもだけでなく、全ての大人の方にも読んでもらいたいお勧めの1冊です。