作:シェル・シルヴァスタイン
絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだきんいちろう
出版社:篠崎書林
ISBN:9784784101481

むかし、りんごの木がありました。
ちびっこは木と毎日のように遊び、とても仲良しでした。
時が流れ、成長したぼうやは木に会いに来なくなります。
ある日、ぼうやが「木におこづかいをくれるよう」にお願いします。
木は困りますが、りんごの実をすべて与えます。
大人になるにつれてぼうやはいろんなものを欲しがり、木はその都度、枝や幹を与えます。
やがて木は、切り株になってしまいます…
ぼうやと木は、どうなってしまうのでしょうか?

武井美緒
とても優しく切ないお話だと思いました。
りんごの木の愛が、心に染みます。

中嶋順子
愛とは?
幸せとは?
哲学的な内容を含んでおり、大人も考えさせられる絵本です。

㈱積文館書店佐大通り店 オススメ