読み聞かせや朗読に大切な「日本語のアクセント」を フリーアナウンサー中嶋順子が細かく解説。
【アクセント入門】解説
アクセントには4つのパターンがあります!
①平板型(へいばんがた) 音が同じ高さのまま、高低のない語
タイコ(太鼓)・シンリョク(新緑)
②頭高型(あたまだかがた) 第一音節が高く、その後に音が下がる語
バジュツ(馬術)・ダイジン(大臣)
③尾高型(おだかがた) 最後の音節までは高く、最後に音が下がる語
コトバ(言葉)・オトート(弟)
④中高型(なかだかがた) 語中のある音節の後に音が下がる語
タマゴ(玉子)・ヤマノボリ(山登り)・チカラマカセ(力任せ)
①平板型(へいばんがた) 音が同じ高さのまま、高低のない語
タイコ(太鼓)・シンリョク(新緑)
②頭高型(あたまだかがた) 第一音節が高く、その後に音が下がる語
バジュツ(馬術)・ダイジン(大臣)
③尾高型(おだかがた) 最後の音節までは高く、最後に音が下がる語
コトバ(言葉)・オトート(弟)
④中高型(なかだかがた) 語中のある音節の後に音が下がる語
タマゴ(玉子)・ヤマノボリ(山登り)・チカラマカセ(力任せ)
アクセントのトレーニング
① 足袋・旅 ②都市・年 ③二時・虹 ④橋・箸 ⑤朝・麻 ⑥医師・石 ⑦席・咳
① 足袋・旅 ②都市・年 ③二時・虹 ④橋・箸 ⑤朝・麻 ⑥医師・石 ⑦席・咳
●イントネーション
①言葉のおわりを上げる場合→「昇調」
食べる?行く?→「疑問」 パパ・あなた→「呼びかけ」
②言葉のおわりを下げる場合→「降調」
はい・よろしい→「肯定」 書け!やめろ!→「命令」
食べる?行く?→「疑問」 パパ・あなた→「呼びかけ」
②言葉のおわりを下げる場合→「降調」
はい・よろしい→「肯定」 書け!やめろ!→「命令」
イントネーションによる感情表現
①「車」
くるま?→「車?」(疑問)
くるま。→「車ですよ」(肯定)
くるま!→「車だよ、危ない!」(危険)
②「見えます」
見えます?→「見えますか?」(疑問)
見えます。→「見えますよ」(断定)
見えます??→「本当に見えるんですか?」(念押し)
①「車」
くるま?→「車?」(疑問)
くるま。→「車ですよ」(肯定)
くるま!→「車だよ、危ない!」(危険)
②「見えます」
見えます?→「見えますか?」(疑問)
見えます。→「見えますよ」(断定)
見えます??→「本当に見えるんですか?」(念押し)
●練習問題 イントネーションを変化させて、状況を表現してみましょう!
「そう」
①あっさりと(相手の話に関心がなく、聞き流しながら)
②不安そうに(「あなたなら絶対大丈夫!!」と励まされたものの自信がなくて)
③イライラして(同じことを何度もしつこく聞かれて)
④ガッカリして(楽しみにしていた旅行が中止になったと聞いて)
「なに」
①嬉しそうに(もらったばかりのプレゼントを開けながら)
②不機嫌そうに(面倒なことを頼まれそうになって)
③驚いて(突然大きな物音を聞いて)
④ケンカごしに(聞き捨てならない暴言を吐かれて)
「そう」
①あっさりと(相手の話に関心がなく、聞き流しながら)
②不安そうに(「あなたなら絶対大丈夫!!」と励まされたものの自信がなくて)
③イライラして(同じことを何度もしつこく聞かれて)
④ガッカリして(楽しみにしていた旅行が中止になったと聞いて)
「なに」
①嬉しそうに(もらったばかりのプレゼントを開けながら)
②不機嫌そうに(面倒なことを頼まれそうになって)
③驚いて(突然大きな物音を聞いて)
④ケンカごしに(聞き捨てならない暴言を吐かれて)
●プロミネンス
声を大きくする以外の強調する方法。
例文「私、中嶋順子です」
①前後の言葉を弱くする。
②前後に間をとる。
③その言葉を太く、はっきりと発する。
④その言葉を長くする。
⑤顔の表情や顔の方向を変えて話す。
例文「私、中嶋順子です」
①前後の言葉を弱くする。
②前後に間をとる。
③その言葉を太く、はっきりと発する。
④その言葉を長くする。
⑤顔の表情や顔の方向を変えて話す。
●アーティキュレーション
●練習問題
①青菜っぱ 赤菜っぱ 赤菜っぱ 青菜っぱ
②今日京から狂言師が来て、今日狂言して京の故郷(こきょう)に帰った
③書写山の社僧正(しょしゃざん の しゃそうじょう)
④メカトロニクスとは、メカニズムとエレクトロニクスを合わせた和製英語です。
①青菜っぱ 赤菜っぱ 赤菜っぱ 青菜っぱ
②今日京から狂言師が来て、今日狂言して京の故郷(こきょう)に帰った
③書写山の社僧正(しょしゃざん の しゃそうじょう)
④メカトロニクスとは、メカニズムとエレクトロニクスを合わせた和製英語です。